2022年2月4日

鯛サビキ/小豆島北東.南東専用タックル.仕掛け/釣法解説/超デラックス版/長過ぎる解説/暇な方は是非お読み下さい😄

これから2月〜3月にかけての小豆島北東(主に)〜南東の鯛サビキタックルを紹介します。

小豆島北東から南東にかけて、今から30年位前(平成3〜4年、1989年〜1990年)頃より、真冬の厳寒期に真鯛が、サビキ仕掛けで釣り始めプレジャーボート間で話題に成り、真鯛が1回で2〜5枚と数釣り出来ると😮

当然、年々釣り船の数は前年度の二乗以上に増え続け、遠くは神戸や明石、徳島等の遊漁船も釣行参戦、狭い小豆島北東の金ヶ崎、小磯、マナイタ、ヒンデ等は大船団(香川.岡山.兵庫)の釣り船でゴッタがえし、釣り場に近付くに連れて、新しい島が2〜3増えた?位の大船団でした😃😮

地元の漁師は昔から冬に成ると、この小豆島北東部.南東部に鳴門や明石から越冬真鯛群が集結し、この大群で大集結をした越冬真鯛をサビキで釣るのは当たり前だったそうですが、その頃(30年前位)から、プレジャーボートも増え始めて、地元漁師が真冬に真鯛をコッソリと(企業秘密)サビキで釣っている様子を、一般プレジャーボートのアングラーに見つかり、その真鯛の釣れ方にビックリ、其れを真似して一般プレジャーボートのアングラーも真冬に真鯛が大漁😄👏

ボートフィシング等の釣り船専門雑誌に掲載され、一気に大拡散した様です‼️

基本、私も真冬は寒いし、強風日が多く、餌釣りでは魚種も限られて、余り釣れないので釣行OFFシーズンでした😱

きっかけはやはり、私もボートフィシング雑誌で小豆島北東部の鯛サビキアジロと紹介されて自分の愛艇で釣行して好釣果に、それからが真冬の鯛サビキ釣果に魅了されて小豆島通いが発端でしたね😮😄

当初は鯛サビキ仕掛けは、針間隔50〜60㎝のメバルサビキ6〜8本(4m)2連結(全長7〜8m)枝ハリス1.5号〜2号でメバル竿3m〜3.5m(錘20号)でグリーンのカブラ針等も仕掛けに足して、結構釣れてました(当時小磯で真鯛11連が最多)が、やはりそこは学習する真鯛の賢さか❓毎年同じ仕掛けでは釣れ方も次第に悪くなり、年々鯛サビキ仕掛けも進歩し、2〜3年後には針間隔1.5m枝ハリス4〜5号(長さ7㎝.カイズ針グリーンビニール)全長10m〜16m(8本針〜10本針)のチョクリサビキが主流で安定、良く釣れてました。

次の年は擬似餌の色が茶褐色やオレンジ色の鯖皮やビニールで、海苔に模した擬似餌色を白鯖皮主体に2〜3本入れて、枝ハリスも15㎝〜20㎝と長めが良く釣れ、次第に11月〜1月はチョグリ仕掛け(枝ハリス7㎝.10本針、ビニール.グリーン.オレンジ.ティンセル付き.発光シートケイムラ擬似餌等)、2月〜3月のイカナゴ新子時期は、鯖皮擬似餌の枝ハリス40㎝7本〜6本針の鯛サビキ仕掛けの現在に。

冬の主なベイトは、シラス、アミエビ、海苔、カタクチイワシ、イカナゴ(フルセ).新子、太刀魚幼魚等を、真鯛やシーバス、メバルが釣れた時に吐き、確認はしています🤔

冬になると真鯛が浮く、活性真鯛が何故、上棚で良く釣れるかは分かりませんが、底潮が低水温でまた、中層から上棚が1°C位高水温、プランクトン(アミエビ🦐)等の棚が中層から上棚なのか⁉️

厳冬時期の鯛ラバ、特に鯛サビキでは、実際良く釣れて居るのは、中層から上棚です‼️

鯛サビキ時期は、朝イチの日光が射さない時間帯(早朝)魚探に映っても余り釣れない事が多いので、朝9時のゆっくり出船でも、そこそこ良い釣果が得られていました。

そして釣船の少なくなる、午後3時〜4時頃に夕まずめ(太陽の角度)から、その日、最後の時合いが前半食い渋りの時は特に発生し、午後5時過ぎ(1〜2月)頃に魚探に多く映ってもピタリと真鯛当たりが止まる⁉️

日没が長く成る3月は、ほぼ午後4時〜6時前迄入れ食いで、釣行3名で真鯛50〜30を合計250枚〜300枚近く釣れた日が1回だけ有ります、過去を遡って🤣(250枚迄数え、未だ沢山居たのと暗くなり計測不能でした😅)

マナイタ.アジロにて

水温や日光の照射角度、ベイト状況が、冬真鯛の釣果を大きく変えて居る様ですね⁉️

2月の後半〜3月上旬にかけて、イカナゴ新子が湧き出すと鯖皮で、枝ハリス3号〜2.5号(40㎝)針間隔は1.5m(7〜6本針)全長10m位の鯛サビキの方が、ハリスの長い分、フカセ状態の誘いや真鯛の追い食いが、枝ハリスの短いチョクリ仕掛けより多く釣れるので、少しでも釣果アップを狙い、今の仕掛け設定に落ち着きました😄

☆最近の鯛サビキは全長が余り長いと売れ無いのか❓

長枝ハリス40㎝(鯖皮7本〜6本)でもスナップ→1番上針間隔が60㎝.50㎝と極端に短く、他針間隔が折角の1.5m間隔でも、1番下の針から錘スナップ間隔も50㎝.60㎝と短く、7本針でも1番上の擬似針と1番下の擬似針はスナップ→上針間隔が短過ぎて真鯛はほぼ、その1番上針と1番下針は、過去の実釣では片手位しか釣れてません。7本針でも5本針で釣って居る状態です。ウッカリ買ってしまった場合は面倒でもスナップ→擬似針間隔を1.5mに成る様に幹糸と同じ号数の足し幹糸を電車結び等で継ぎ足した方がベストバランスの鯛サビキ仕掛けになります❗️

最低でも上針→スナップ間隔は1m(1.5mがベスト)

下針→鉛スナップ間隔は80㎝は必要❗️(1.5mがベスト)

下針は60㎝〜50㎝と短くてもメバルやカサゴ、シーバスは釣れて来ますが、真鯛はオール1.5m間隔が釣れ易く、また下針が短いと根掛かりにも繋がります‼️

真鯛は6本針でもオール1.5m間隔の鯛サビキ仕掛けをお選び下さい‼️

マナイタやヒンデ、金ヶ崎、小磯の一部は水深が浅い為(35m〜25m)、12m以上の長いサビキは海底からの誘い幅が少な過ぎ(10m位迄のサビキ全長)が丁度良く、余り仕掛けが長過ぎると真鯛は釣れ難いですね。

2月からの小豆島北東部.鯛サビキは長い15m以上のチョクリ仕掛けで重たい錘(50号〜30号)で簡単に釣れる日は、タックルやサビキ仕掛けは何でも簡単に釣れるので釣り方や仕掛けは問いませんが、やはり真鯛は何時も沢山居れば簡単に釣れる日ばかりでは無いのです。

これから紹介するタックル、鯛サビキ仕掛けは、居ても食い渋りで余り釣れない日に少しでも真鯛を多く釣る、釣れる日は1枚でも依り多く追い食いをさせる仕掛けや釣り方です‼️(船長自ら30年間以上の実釣経験に依り)

なので鯛サビキの錘は25号が限界の重さ❗️

厳冬の低水温、真夏の丸鯵釣りとは全く違い、賢く気難しい真鯛釣り、鯛サビキに限っては無いですが、釣りの基本、錘は1号でも軽い方が良く当たりが取れ、ハリスは0.5号でも細い方が船中並べば有利です!

大鯛も細いハリスの方がマグレは有ります、細いと切られ易いですが😅

しかし、釣れもしないのに良く釣れた日だけを考え、太めの糸や重たい鉛で同じ釣り方をしても良い釣果は得られません‼️

食い渋りの日は錘を軽くしてみたり、ハリスを細くしてみたり、巻き棚や巻きスピードを変えたり、サビキ仕掛けをゴッソリ替えたりしてマッチザベイトを試行錯誤、食い渋りの真鯛に捕食スィッチを入れてナンボと、一応に努力はしないと釣れないまま、マグレも無いハメに😭

小豆島北東部.南東部鯛サビキ海域は、潮が比較的緩いので(大潮でも)小潮や水深が浅目のアジロは、錘20号でも充分ですね😄

また、潮が緩いので道糸(PEライン3号でも)はPE1号〜1.5号と細くしなくても釣れ方はPE3号でも変わりません、寧ろ大型が複数掛かりPEごと仕掛けをロストして、2度と無い好機な時間帯を、仕掛け直しで損をしてしまう事も。

例えば、錘40号〜50号で良型真鯛が3〜4枚釣れれば真鯛3〜4枚の重量+錘40〜50号の重さ負荷がPEラインに掛かり、道糸PE1号〜1.5号なら即切れ必死です❗️(何度も経験済み)

重たい錘は真鯛が掛かって仕舞えば分かりますが、冬真鯛の小さな前当たりや、居食い真鯛の当たりは全く分からず、釣った感は無し、釣れてた感は100%、寒い中の釣行、楽しさは半減して損をした感じだと私は思います。

人好き好きですが🤔😊

冬の高活性真鯛は浅場でも深場でも中層より上棚に居ます‼️

魚探映りは水深が深く成る程に10段以上(水深10m前後)の上棚に真鯛が映ると時合いになります!

タックル 

竿、2.7m〜3m 錘負荷20号〜60号 5対5 胴調子(ムーチング) 外ガイド並継ぎ(PEラインが2.5号〜3号と太め、トップガイドの径はチョイ大きめ(リーダー8号使用時、継ぎ目が詰まる)

リール

1例 シマノ、バルケッタSC1000.2000 ソーラーバッテリー式、デジタルカウンター(必須) PEライン2.5号〜3号が200mは巻けるラインキャパ ギア⚙ハイギア(1巻70㎝)

*使用錘は25号と軽め、水深は40m以内と浅めの為、電動リールは要りません❗️(リール重量が重く手釣りでは不向き、巻き速度は一定では無いし、コードが邪魔とデメリットが鯛サビキでは多い為)

以上の鯛サビキタックルは、夏から秋のメジロ、ハマチ落とし込み釣りにも併用出来ます😄

攻めの鯛サビキは、軽め棒錘25号で枝ハリス3号40㎝7〜6本針(鯖皮擬似)、針間隔1.5m(1ヒロ)、底取りをして、錘を30㎝〜1m巻き上げ(宙吊り)、仕掛けや枝ハリスが潮に馴染む迄、5〜6秒停止させてから巻き始めはデッドスローより開始し、1秒半回転の早さで10回転→15回転位から、1秒1回転と徐々に早く巻き、当たり棚付近(当たり)[この時に残りデジタルを確認、約残り20mを切った棚位より真鯛当たり]から再び1秒半回転かデッドスローで巻き誘い竿先集中で判断、軽く合わせを入れ、後はドラムに親指を入れながら糸出しを止め、60㎝〜70㎝範囲のポンピングで上へ上へと誘いながら追い食い誘発巻きで釣るり上げる。(残り3mでも上棚活性時は追い食いが有ります)

入れ食い時は上棚で上針から4本以内に2〜3枚釣れるので、船縁より水面近く迄、手を伸ばし真鯛をゆっくりと、枝ハリス近くを持って抜き上げ船内に素早く取り込み、もう一方の手で幹を煽り下針にまだ釣れてないか、確認をしてから複数釣れた時には、錘側の真鯛から針を外しながら、同時にサビキを投入して行く。

次の仕掛け投入からは、水深に関係無く、リールデジタルカウンターで、前回当たり棚の5m〜3mプラスの水深から、底取りせずに仕掛けを(宙吊り)、5〜6秒停止から巻き取り開始、竿先集中で当たりを取り、積極的に軽く合わせて真鯛を掛ける、掛かり損ないの場合には直ぐに仕掛けを落とさず、そのまま、1〜2回転リールを巻き、その上棚から3秒〜5秒仕掛けを止めてから巻き始めれば、また、上棚迄ついてきた他の真鯛達が当たって来る‼️

冬真鯛は動きは鈍く、上棚で掛け損なっても散って潜らず、同じ棚にゾロゾロと鯛サビキ仕掛けに誘われて、その棚に残って居て、再び当たって来ますよ❣️

入れ食い時は、枝ハリス40㎝なら、底取りから(鉛宙吊り)止め5〜6秒の間合いで、上針に釣れて居る場合が多々有り、底から早く釣れて居たら、チョトづつポンピング(60㎝〜70㎝)で、複数の真鯛追い食い率が上がり、連釣り🎣効果が釣れ上がる迄の誘い棚幅が大きくなり有利に展開。

後は時合い時は、魚取り込みや投入時の仕掛けトラブルに注意をして手返しを早く、常に次の素早い投入を考慮し、真鯛を取り込む。

長い鯛サビキ仕掛けに慣れる事が大切です。

風の強い日には、長い鯛サビキが絡れ易いので極力、絡れ直し時間短縮の為、同じ仕掛けを新しく出した方がベター⁉️

同じ仕掛けは予備を2〜3セット用意して釣行がベストです‼️

鯛サビキ仕掛けは、やはり、細い枝ハリスの方が大型は釣れ易いですが、40〜30はタモ網をなるべく使わずにゆっくり抜きあげ、50以上はタモ網を使用が万全、枝ハリス3号が妥当です。

長枝ハリスの鯛サビキ仕掛けは、巻き取り速度はゆっくりめ(長い枝ハリスは早くても1秒1回転迄)、水深57m〜40mでも残りデジタルカウンターが(残り20m〜13m)からが真鯛当たり棚、水深35m〜25mなら、残り10m〜5mが活性真鯛の当たり棚です、錘着底から巻き取り始めても‼️

入れ食い時合い時は、錘着底から底付近で早めに当たって来ますが、おおよそサビキ仕掛けの上針です‼️(食い渋り時は下針に釣れて来ます)

魚探には底付近に大型真鯛も映りますが、実際良く釣れている、高活性真鯛は、中層より上棚の25m〜10m前後で当たり、上棚迄巻き上針に2連〜3連が時合い時の釣れ方です❣️

先日の大鯛71㎝は、鯛サビキ枝ハリス2.5号(チョクリ仕掛け長さ16m10本針)で水深31m(デジタルカウンター16m)から巻き始めて残り9mから当たり、残り5mで大型4枚追い食い、1番上針の大鯛71㎝をタモ網ですくい、途中3本ハリス2.5号が切れ、下から2番目に真鯛40が釣れていて抜き上げました。

過去1番早くイカナゴ新子が小豆島北東部で湧いて爆釣した年は2月14日です!

その日は3名で真鯛60〜50主体2〜3枚の連釣りで計80枚、シーバス、メバルも釣れて長い時合いを楽しんでいただけました😄

昨年は少し遅めにイカナゴ新子が湧き、2月24日釣行4名で126枚でした😆😄

今年も早めのイカナゴ新子湧きに期待したいものですね😆🤔😄

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