鯛ラバ・ジグラバ/ 今日は大鯛実績が過去1番のポイントに友人と調査に行きました。
今年はこのアジロ調査、初でしたが早朝地合いも有り、第一投目から竿先を鋭角に引き込む、真鯛特有の当たりが私達を出迎え、喜ばせてくれました。
引き潮から満ち潮の返し狙いが的中し、今年もここで産まれた成魚達と真剣勝負出来る、胸中ワクワクさせながら巻く手にもつい、力が入り何度かバラシはしましたが、67㎝~40㎝の鯛と会えました。
大型真鯛は30㎝に成るまでに3年、40㎝が8年、60㎝~70㎝は12年~15年、80㎝とも成ると実に20年以上の年月を経て、寿命35年から40年くらいと言われ、外洋、瀬戸内海、個体差はあれど、私は、広大でどこまでも続く海の魚達のこと、40年程度の一生で終わるとは、とても信じ難く思えてならない。
鯛の側面、大きそうな鱗を一枚剥いで、かざして見ると木の年輪と同様な、鱗に同心円状の紋様が見られ、その鯛の年齢を表している。中央が1歳、2番目が2歳、夏水温が高く餌の多い成長時期は間隔が広く、冬低水温期は狭く成るので、年輪ならぬ魚輪が現れるとのこと。
また、放流真鯛は、片面、丸鼻腔がひとつに対し、天然真鯛は!の形で片面2つあり、鼻腔で放流か、天然かの見分けがつく。
釣り人、網、食物連鎖の外敵等、多くの試練を乗り越え種族保存の為、この故郷の海に帰って来た賢い大鯛に、チャレンジ出来る最良の季節が到来です。周りでも、勿論私達の船でも歓喜の声が上がり、乗っ込み最盛期を迎えます❗️
アコウ40㎝、53㎝、コチ、ガシラ。